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草彅 剛さん主演の映画「ミッドナイトスワン」が日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞と最優秀作品賞を受賞しました。
本当に嬉しいことです。
正直な話しですが、元SMAPのメンバーである草彅さんに対して、興行が絡んでくる映画の賞で評価されるはずが無いと思っていました。
本当の所は分かりませんが草彅さんに対しては大手の事務所やらに「忖度」が発生し、最優秀賞は与えられないと私を含め多くの人が思ったに違いありません。
しかし、結果的に最高の名誉である最優秀主演男優賞と最優秀作品賞を受賞したのです。
助演した新人の服部 樹咲さんも新人俳優賞を受賞と素晴らしいことに。
ちなみにこのブログでは「ミッドナイトスワン」のあらすじもネタバレも全くありませんのであしからず。
じょず
夫婦で映画館へ2回も見に行った映画「ミッドナイトスワン」
映画館へ同じ映画を2回も見に行ったのはいつぶりでしょうか。
というか、記憶の中に複数回映画館に見に行った映画を思い出せません。
自宅でDVDやテレビ放送を数回見た映画はありますが、映画館まで行ったなんて我ながら凄いことです。
本当に自分の行動にビックリしています。
じょず
予告映像でヤラレ映画館でヤラレその後にジワジワと侵食された
YouTubeに新しい地図から「ミッドナイトスワン」の予告映像がアップロードされていました。
それも925秒(15分25秒)という長編の予告です。
「おいおい、15分なんて長すぎじゃないか、、」と思いながら視聴してみることに、、、。
結果、やられました、まったく時間を感じさせずに予告が終わり、心が揺さぶられました。
これは映画館で見ないとダメなヤツだ、と。
そして映画館へ夫婦で行き、、見事にヤラレました。
見終わったあとも時間の経過と共にジワジワときます。
ヤバい、スワンの世界から抜け出せない、、、そんな感覚に陥ります。
じょず
物語開始早々の違和感は一瞬で無くなり作品の中にダイブする感覚
最所のシーンで草彅さん演じる「凪咲」を見て「草彅さんの女装、ブサイク、、」と感じました。(酷いこと思ってすみません)
しかし、物語が進みだしてスグに草彅剛の存在はゼロにまで消えて無くなるのです。
もうそこにはドキュメンタリーを見ているかのごとく、苦しみながら真実に生きている「凪咲」が映し出されている感覚でした。
見ているという表現も違う、スクリーンの中に自分も入り込んでいる感覚、今風に言えば「ダイブ」というヤツ。
目の前に起こっている物語をスクリーンを通してではなく、目の前で見せつけられていると言ったほうが正解かもしれない。
演者「草彅剛」は天才
草彅さんの演技は昔から好きでした。
彼の演技は本当にその役をその場に召還したようなリアルさがあります。
「演じる」のではなく「召喚」「憑依」、なんて言うんでしょうか言葉が上手くみつかりませんが、本当に凄いんですよね。
物語の中の人が本当にそこにいるんです、それは草彅剛という人物ではない演じるべき人が召喚されてそこにいる。
草彅さんの演技は「演技」って言うんでしょうか。
どうやっても映画上の主人公「凪咲」にしか見えません。
映画を見ている最中、そして見終わってから、そして何日も経ってからでも凪咲と草彅剛を同一人物を認識することができないのです。
「いやいや、言いすぎだろ、それ(笑)」と笑い飛ばされることを言っていますが、これ本気なんですよね。
じょず
(2024/10/06 13:04:58時点 Amazon調べ-詳細)
草彅剛を認めていなかった妻が「追いスワン」に走る
「ミッドナイトスワン」を見るまで、わが家の奥さまは「草彅くんって、チョナンカンの人でしょ」と少し小ばかにしていました。(草彅さんをあまり知らないが故の暴言です、、今は草彅さんの凄さを認めています)
『チョナン・カン』(ハングル:초난강)
2001年4月13日から2010年3月20日までフジテレビ系列で放送されたバラエティ番組。なお、2004年4月16日から番組名は『チョナン・カン2』で放送された。
「チョナン・カン」とは草彅剛の韓国関連での芸名で、同番組は草彅の冠番組である。
出典ウィキペディア
しかし映画館に行ってから、奥さまは豹変して「ミッドナイトスワン」に取りつかれ小説を購入、速攻で読破。
サウンドトラックをネット配信で購入し毎日聴きまくる日々が続いています。
YouTubeで15分バージョンの予告映像を時折見直しては感傷に浸ったりと忙しい時を過ごしています。
じょず
物語をより深いものにする
(2024/10/06 13:04:59時点 Amazon調べ-詳細)
このピアノの音色は反則!
遠方にある映画館に高速道路を使っていく
「もう一度見たい、、、」奥さまからの言葉でした。
考えると考えるほど、思い出せば思い出すほど、考察すれば考察するほどジワジワと体や心が「ミッドナイトスワン」によって侵食されます。
1回ではしっかりと見れてない、見逃したシーンがある、物語をなぞるだけになってしまった所がある。
確かに1回見ただけですべてを理解するのは難しいかもしれません。
物語の進行に追いつくことがやっとで凪咲や他の演者の表情や仕草を見逃していることでしょう。
「もう一度しっかりと見たい」そんな気持ちから、再度映画館に行くことを決めるが上映している映画館が近くにありません。
一番近い場所で高速道路を使って1時間弱の距離。
話し合うこともなく、次の休みに行くことに決定、早速ネットで予約を入れます。
辿り着いた映画館では観客数5名ほど
日本アカデミー賞を受賞する前の話しですが、さすがに1日に1回の上映しかない映画で観客数が5名ってありえんだろうと。
どんだけ草彅剛をバカにするんだと腹が立ってきましたよ。
番宣もさせてもらえない芸能界内部の忖度により、知名度が全くない映画はこんなものかと悲しくなりました。
じょず
日本アカデミー賞を獲ることは不可能だと思った
良い映画なのに、見た人の多くは絶賛する作品なのに。
何回もリピートして映画館に通う人たちに対して「追いスワン」という言葉ができた作品。
本当に心が揺さぶられ、物語に自分の精神が入り込んでしまう作品なのに、人目に付かない映画。
一部の人たちは大絶賛しているが、お金が動く芸能界や映画界では草彅さんの映画は評価対象にすらならないのかな、と悲しくなりました。
日本アカデミー賞なんて夢のまた夢だとね。
エガちゃんのYouTubeチャンネルが最高
「この映画ね、日本アカデミー賞を総なめする」エガちゃんの言葉である。
良い作品だけど、きっと無理だよねと思っていましたが、エガちゃんの言う通りになりました。
エガちゃんのこの動画は何回も見ています。
草彅さんのことをしっかりと評価していて、作品への愛も感じます。
かなりネタバレしていますが「ミッドナイトスワン」をまだ見ていないなら是非どうぞ。
これを見るときっと「ミッドナイトスワン」を見たくなること間違いなしですよ。
じょず
【総評】「追いスワン」したいと思わせる草彅剛の最高傑作
とにかく見てほしい映画。
もしも、俳優としての草彅剛を知らないのであれば、元SMAPという固定概念を捨てて欲しいです。
こんなにも素晴らしい役者がこんなに身近に居たなんてビックリすることでしょう。
まだ見たことが無い人は「映画『ミッドナイトスワン』925秒(15分25秒)予告映像」を見てくださいね。
きっとこの映画のヤバさが伝わると思います。
私達夫婦は最低でも、もう1回は「追いスワン」してこようと考えていますよ。
ホント、中毒性がある映画で困ります(笑)
[…] 以前では草彅剛さんの「ミッドナイトスワン」に心をごそっと持っていかれて、「追いスワン(再度見に行くこと)」を夫婦でしました。 […]