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「スターウォーズ/最後のジェダイ」を観てしまった、そして今はロスである。
スターウォーズ・ロス、なんて悲しい言葉であろうか、、、。
作品のあまりの素晴らしさに、つぎのエピソード9が待ちきれない。
それにしても、エピソード9の公開予定が2019年ということは、2年間もスターウォーズ・ロスの状態で過ごさなくてはならないのか、残酷である。
そんなロスを引き起こすほど素晴らしい作品であった、「スターウォーズ/最後のジェダイ」を勝手に考察してみることにします。
ネタバレしたらマズイとか考えて書いていないし、評論家気取りでも書いていませんので、それなりに分かりやすい説明を欲しい方と、ネタバレを見たくない人は、そっとブラウザバックをしましょう。
結論から言うと「最後のジェダイ」は最高の作品
上映時間は圧巻の152分、つまり2時間32分もあるということである。
普通に考えるとこの時間はとてつもなく長い。映画として考えると2時間半もの長い時間は中だるみがないかと不安になる。
しかし、「最後のジェダイ」ではこの心配はまったく必要のないことで、時間はあっという間に過ぎてしまった。
あまりにも凄く良い出来栄えに、時間の感覚がなかった。素晴らしい映画って言うのは一瞬で時間が経過してしまうのであろう。
もし仮に映画館で「最後のジェダイ」の上映時間が終わり、そのまま続けてエピソード9をみることになっても何のストレスも感じない。
感じないどころかウェルカム、2作品ぶっ通しで観て5時間とか、ぜんぜん平気な充実感がある。
★「スターウォーズ/最後のジェダイ」については、まず予告映像をご覧ください
不満は反乱軍が弱すぎるのが観ていて辛い
映画自体はとても良く文句はないのだけど、あまりにもレイア率いる反乱軍が弱いので見ていて辛い。
凄いスピードでたくさんの反乱軍の同志が散っていく、とにかく逃げ続けることしか出来ない姿にげっそりする。
こちらが1の打撃を加えると、敵であるファーストオーダーは10倍以上にして返してくる。再起不能なほど多くの同胞が死んでいく。
実際に反乱軍が全滅の危機に、救援信号をまわりの惑星に送っても助けに来た同志はひとつもなかった。来たのはミレニアム・ファルコンだけである。
そして前作の「フォースの覚醒」では、共和国が星ごと葬り去られた為、どう考えても明るい未来は見えてこない。
このあたりは前作のときにあった、ポー・ダメロンがXウイングで無双する時のような描写が欲しかった。
なんだか押されっぱなしの状況は、つぎのエピソード9で形勢逆転するための布石だと思うが、つぎは2年後である。正直このモンモンとした気持ちはとても辛く抑えきれない。
ピンチの時のミレニアム・ファルコンが最高
痺れたな、やっぱりスターウォーズと言えばミレニアム・ファルコンの暴れっぷりだ、何と言っても「銀河最速」の機体である。
ハン・ソロとチューバッカのコンビで暴れまくるシーンが、今はレイとチューバッカの新コンビで再現される。
ミレニアム・ファルコンがくれば絶対に何とかしてくれると言う安心感は、スターウォーズエピソード4から続く伝統のようなもの。
前作でもミレニアム・ファルコンが大活躍で、今一番ほしいものを聞かれるとミレニアム・ファルコン1/144スケールのプラモデルと答えます。
息子の勉強机の上にはミレニアム・ファルコンのトミカがある。
それくらい子どもにとってもヒーロー機であり、存在感を見せつける物語のスーパースターだ。
ちなみに2018年6月29日の「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」の公開日と邦題が決定しました。
これは楽しみでたまりませんね。
ルークは存在を示すがファーストオーダーを倒さない
最後にルークが登場して無双するかと思いきや、たしかに凄いシーンであったが反乱軍を逃がす時間稼ぎをしただけで、何ひとつ倒すこともできなかった。
どうせなら物語の終盤まで活躍もせず、悶々と鬱状態でいたのであれば最後はジェダイマスターとして、ファーストオーダーに対して一騎当千の無双するところを見せて欲しいと思った。
ルークが大量の何百発、何千発の銃弾や爆撃を受け無傷でいたときは、これから反撃すると期待したのに、そこで終わりである。
なんとも消化不良ともいえる。
そこまでして救った反乱軍は、艦隊規模でいた人数がミレニアム・ファルコンに乗れる数十人まで激減、そして武器や艦隊などの機体もない。
どう考えても今後の反撃は期待できないとしか思えない。この先に希望があるのか分からない展開である。
唯一希望が持てるのはレイが新世紀のジェダイとして覚醒したこと、それも過去のどのジェダイにも当てはまらない光と闇を持つ新しいジェダイ。
確かに今まであったジェダイの概念である「光」のジェダイは終わりを告げたと言える。
旧態としたジェダイはルークで終わりと考えれば「最後のジェダイ」がルークである。
ジェダイは最後を迎えない
もうこれね、ネタバレなのかどうなのか分かりませんが、タイトルにある「最後のジェダイ」とはルーク・スカイウォーカーの事であるのなら、確かにルークの生命としての命は尽きる。
そしてレイは、自分が何者なのか知るためルークの元でフォースを学ぶが、結局のところ自らでフォースを覚醒させる。
最終的にジェダイは滅びてはいない。この時にルークが発する「滅びる」という言葉はマイナス思考に陥ったルークの泣き言である。
何もかも終わらせたいという願望を持つが、結局はレイが新たなるジェダイとして誕生することになるのだ。
深い意味で考えるのであれば、ルークたち古いジェダイたちの一時代が終わり、レイを始めとする新しいジェダイたちの誕生を表すのが「最後のジェダイ」の意味とも取れる。
つまりは新しいジェダイへの世帯交代である。
ヨーダ自らがジェダイの時代を終わらす
引用:uproxx.com
本作品にはジェダイ・マスターのヨーダがルークの元に登場する。
そしてジェダイにとっての聖地である場所と、そこにある貴重な書物を燃やしてしまう。
驚くルークに対しヨーダは「ただの古いモノ」だと諭す。
ジェダイとはどうあるべきかと悶々と、悩み苦しむルークに対しヨーダは鼻で笑いながら若造扱いをして、師として諭す。
30年以上も前の「エピソード5/帝国の逆襲」で若きルークにフォースの修行をしたときと何ら変わらない感じで語りかけ、そして諭す。
そのルークの反応、そして表情は若者の頃と同じであったのが、今作品ではとても印象的なシーンである。
そして同時にルークの心の迷いが消えた瞬間でもある。
最終局面のルーク登場は圧巻
前作の「フォースの覚醒」ではルークは最終のカット、ワンシーンに登場しただけで終わっていた。
なんと不完全燃焼なんだろうか、そして今回の「最後のジェダイ」でも、反乱軍に参加して無双状態を見せてくれるかと思いきや、ただの引きこもりの鬱なおっさんの状態で最終局面までいってしまう。
しかし、色々な迷い葛藤がありながら、ルーク・スカイウォーカーは最後にその力と意思を見せつける。
今までのジェダイの概念を超える姿は、ある意味フォースの可能性を感じるところであった。
しかし、オイオイその力で敵を倒してよって、突っ込みたくなる最後を迎えるのは観てのお楽しみです。
レイの成長が見られる
今作品中にレイの心の葛藤が描かれる。
それはルークの心の葛藤と同様に、物語の最後まで問われ続ける。
しかし、レイは暗黒面に引き込まれそうになりながら、強い意思でジェダイとして覚醒をする。
今回ではレイの出生の秘密は何もなかった、ルークの子でもハン・ソロの子でも何でもない。
ただの貧乏でレイを売った凡人な夫婦というところに落ち着いた形になる。しかし釈然とはしない。
レイは自分が何者であるのかを終始探し続けている。両親は別にいるような気がしてしょうがない。
レイの出生に秘密があるのかは、次回に持ち越されるのかは謎である。しかしレイが訪れたことがない、ジェダイの聖地に見覚えがあるのは何故だろうか、謎は回収されていない。
カイロ・レンは暗黒面に完全に落ちていない
「最後のジェダイ」の中でダークサイドに堕ちた、ハン・ソロとレイアの息子カイロ・レンの心の葛藤が見もの。
実際に完全に暗黒面の囚われ、ダークサイドに堕ちているのか分からない、最終的にファーストオーダーの最高指導者である「スノーク」をその手で殺害している。
レイを救う為であったのか、スノークを倒す機会を伺っていたのか不明だが、完全には心が堕ちていない様に思える。
しかし再三のレイの言葉にも耳を傾けず、最後は味方になるかと思いきや敵対してエピソード8は終わる。
カイロ・レンの心の中は何を思っているのであろうか、それが次回エピソード9で判明するだろうと考えると、今スグ2年後の映画公開にタイムスリップしたい気持ちだ。
「スターウォーズ/最後のジェダイ」まとめ
劇場に足を運んで良かったと思える作品。
映画館の料金1,800円が高いと感じない、むしろ安いとさえ思える素晴らしい映画でした。
中学生の息子も、ここ最近みた映画で一番興奮して、2年後のエピソード9も映画館に観に行く宣言をしています。
親子でスターウォーズに興奮しすぎて、わが家の奥様はかなり引き気味です。(奥さんはスターウォーズを一切見ません)
息子がパイレーツ・オブ・カリビアンを観に行った時の反応と真逆なのは笑ってしまいます。子どもは正直ですね。
パイレーツ・オブ・カリビアンのファンの皆様はゴメンナサイね。
最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」は消化不良でした
エピソード9ではどうなるのか
伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーが亡くなり、現実世界ではレイア将軍役のキャリー・フィッシャーさんが心臓発作のため亡くなりました。
そのため、エピソード9ではレイアの登場は無いと思われます。
主人公のレイを中心に、フィンとポー・ダメロン、BB-8が脇を固めるのは当然と言えますが、魅力的な新キャラクターが出てくるのでしょうか。
そしてカイロ・レンは暗黒面から開放される日が来るのか、物語の行末が楽しみで堪りません。
何にせよ、答え合わせは2年後の2019年12月までおあずけとなります。
それまでは何回かエピソード1~8を観て楽しんで備えるとしますか。
「期間限定」エピソード1~7が楽しめる「Hulu」がオススメ
Huluでは「スターウォーズ/最後のジェダイ」公開記念で、エピソード1~7が月額933円の定額料金で全話みることができます。
ただし、「スターウォーズ/フォースの覚醒」は12/15から1週間、エピソード1~6は1/19までの限定配信となるので、お早めにどうぞ。
Huluのトライアルは2週間無料なので、その間に観ることも可能です。
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