この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
世界中で人気の「ドラえもん」
数々の感動する物語があり、映画版のドラえもんは特に少年のこころを突く友情の物語となっています。
子どもに見せたい映画、コミックと聞かれると真っ先に候補にあがるドラえもんですが、1969年に連載が開始されましたが未だ完結していません。
最終的にドラえもんの物語はどうなってしまうのか?ドラえもんは一体だれが作ったのかは明確な答えはありません。
そんなドラえもんの最終回はこうであって欲しいと考えた、ファンのひとりが描いたストーリーが逸品すぎて涙無くして見ることはできません。
この物語はひと言で表すのであれば「偽物」、しかしこの物語からはドラえもんに対する愛情や藤子・F・不二雄先生に対してのリスペクトも感じます。
しかし、ドラえもんの作者である藤子・F・不二雄先生が書いたものではない、ファンの描いた同人誌という観点から見て頂ければと思います。
泣けること間違いなし!本物と間違えるほどのクオリティー
物語はのび太の小学生時代から35年後の世界から始まります。
あの落ちこぼれで勉強が苦手、テストで0点ばかりであったのび太がロボット工学の第一人者としてテレビで紹介されるシーンからです。
秀才であった出来杉くんは総理大臣になっていました。
この辺は予想どおりの展開かもしれません。
ドラえもんは誰にも別れを告げずに未来へ帰ってしまったようです。
それまで仲間であった誰ひとりとして知らせることもなく、、。
ドラえもんが居た35年前の小学生時代から考えても、進化のスピードがあまりにも緩やかであると。
ドラえもん達がいる未来に繋がるには、この進化のスピードは何かがおかしいと出来杉くんは考えていました。
しかし、その停滞している文明を、ある科学者の発明によって一足飛びに進化させることになると、、、。
「その技術者って、まさか・・・。」
35年前のある日、ドラえもんは突然の電池切れで動かなくなります。
電池交換は容易ではなく、補助記憶回路であった耳を失ったドラえもんは、このままの状態で電池を入れ替えると今までの記憶を失ってしまうことに。
「ドラえもんの記憶がなくなる!?」
のび太がタイムマシーンで未来に行って、ドラえもんを修理してもらおうとするが、タイムパトロールによって時代間の渡航や干渉は制限されてしまいます。
ドラえもんの設計者に直してもらおうと考えますが、超重要極秘事項としてドラミちゃんの記録にも何重にも渡るプロテクトが施されているため分かりません。
のび太に迫られる選択肢は2つ
記憶は無くなるが、今スグならタイムパトロールをごまかして未来の工場で電池を入れ替えること。
そしてもうひとつの選択は、未来の技術に期待してこのままにするという苦渋の決断が必要になります。
そしてのび太は今までの思い出を、ドラえもんの記憶を消さない方を選択します。
未来の技術に期待するという選択を。
ドラミちゃんも何かを感じたんじゃないかなと、「きっと未来、お兄ちゃんを治す手立てがみつかる。そんな予感がするの。」
それは大きな選択でした。
「ぼくが・・・。」
のび太はこの時に決意します、必ずドラえもんを自分で治すんだと。ドラえもんとの大切な思い出を消させはしない、ドラえもんを元通りに戻すんだと。
のび太の快進撃が始まります。
それまでトップの成績であった出来杉くんでもかなわないほどに勉強をします。まるで何かに取り憑かれているように。
「ぼくが欲しいのは点数じゃない。知識なんだ。」
そしてドラえもんが動かなくなってから35年後、ついに完成します。
妻であるしずかちゃんを研究室に呼びます。いままで誰も入れたことがない研究室にドラえもんは居ました。
そしてとうとう完成です。
ドラえもんを蘇らせる技術とは、すなわちドラえもんを造る技術。
そうです、どらえもんを造ったのはのび太自身。
だからこそ、ドラえもんやドラミちゃんたちの記録には幾重にもプロテクトが掛けられていたのです。製作者の情報を。
のび太が未来へと続く、人類が進化するためのキーマンだったのです。
「今、スイッチを入れるよ。」
ドラえもんのスイッチを入れます。
「のび太くん宿題はおわったのかい!?」
35年前のドラえもんが帰ってきました。のび太の信念がドラえもんを蘇らせた瞬間でした。
人類の未来はあの時から、のび太に託されていたのです。
このストーリーの全てはYouTubeでどうぞ
この同人誌である「ドラえもん最終話」が気になった人は、YouTubeで御覧ください。
さすがに同人誌の漫画を全てブログに載せるのは、気が引けましたのでスミマセン。
同人誌版
アニメ版
まとめ
この作品の元は1998年ごろからインターネット上で拡散された物語でした。
そのストーリーを元に「田嶋・T・安恵」というペンネームの漫画家が同人誌として2005年に漫画化をして販売を行ったのが始まりです。
この作品はかなりの問題となり、小学館側から著作権侵害と通告を受け、作者は謝罪しています、その後、在庫は全て廃棄処分しています。
作品として見ると、聞かされていなければ、本当のドラえもんの最終回と間違うほどのクオリティーがあり、ドラえもんという作品の対する愛情もあると感じます。
そして、いまだにこの最終話を支持する声は多数あるのが現状で、インターネットでは拡散を続けています。
この作品を認めることはダメなことだと思いますが、感動することも否定はできません。
だからこそ「偽物」という観点で、ファンが作り出した最終回はこんなストーリーだったら素敵だな、くらいの感覚で見てほしいと思います。
映画ドラえもんも感動がいっぱい!
ドラえもんの映画って感動がいっぱいですよね。
うちの子は中学生になりましたが、ドラえもんは大好きです。
大人のわたし達でも、映画のドラえもんをみるとウルウルしてきます。
2017年8月2日に発売になるドラえもん最新作「のび太の南極カチコチ大冒険」は超オススメ!
こんなに純粋な友情物語は、子どもに見せたいNO.1のアニメだと思います。未見の人はぜひ見てくださいね。
感動で胸がいっぱいになること間違いナシ!
最新作「映画ドラえもん のび太の宝島」は劇場でどうぞ
「映画ドラえもん のび太の宝島」は期待の新作。
とても雰囲気のある、星野源さんが歌う主題歌が大ヒットしていますね。
子どもたちにぜひ見せたい映画NO.1が、夢と冒険と友情で感動を呼び起こす「ドラえもん」です。