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SNSなどで話題となり、何度となく世間を騒がせた”泣ける”CM。
私も分かって見ているのですが、何回見ても感動で思わず泣いてしまいます。
そんなCMをぜひ紹介したいのでお付き合いください。
30年の時をこえた感動の物語
物語は少年がくすり屋から万引きをしたところから始まります。
子どものすることです、当然のように店の人に捕まってしまうのですが、ここから30年の時を超えた感動の物語が始まります。
※動画は一番最後にあります。とにかく動画をスグに見たいという方はこちらをクリックしてください。
くすり屋の女性(店主?)に少年が捕まります
「こっちにおいで、泥棒!」とすごい剣幕で引きずられています。
盗みを働いたのですから当然のこと、誰もが同じように少年を捕まえて断罪することでしょう。
病気の母親のために「鎮静剤」を盗む
じつは少年が盗みをした物は「鎮静剤」、正しいことではありませんが、病気の母親のためにどうしても「鎮静剤」が必要だったのです。
近くの飲食店の店主が止めに入ります
「お母さんは病気なのか?」店主の問いかけに、黙ってうなずく少年。
店主は事情を知って、子どものために鎮静剤のお金を代わりに払います。
それだけではなく、自分の娘に「おい!野菜スープ」と言って、少年のために店のスープを持ってこさせるのです。
そして鎮静剤3点と野菜スープを少年に差し出します。どこまでお人好しな店主でしょうか。娘も父親の人の良さには呆れ顔です。
少年はバツの悪さから黙って走り去ります
店主に袋に入れられた鎮静剤3点と野菜スープを手渡されると、バツの悪さから袋をひったくるように受けとり、黙って走り去ります。
その出来事から30年の月日が経過
30年の月日が経過しても、店主は相変わらず困った人を見過ごせません。どこまでお人好しなんでしょうか。
もう毎回のことで娘も呆れ顔をしています。
突然の不幸が襲います
困った人を見過ごせない、人のよい店主に突然の不幸が襲います。
病気のために仕事中に倒れてしまうのです。
高額な治療費
治療するのに掛かる費用は792,000バーツ、現在の日本円でいえば260万円ほどになります。
それを聞くだけでも高額と感じますが、実際のタイでの平均年収は所得格差が大きく、医師でも120万円ほどで、一般の職種では平均年収は30万円以下がほとんどという状況です。
260万円という金額は平均した職業の8年分にも相当する金額、通常では払えないお金になります。
治療費のために店を売却する決意
店を売却しても足りるとは思えない金額ですが、それでもお金を工面するには他に方法はありません。
「至急 売ります!」娘は悩んだ末に店を売却する決意をします。
30年の時をこえた奇跡がおこる
看病疲れで、父親に付き添いながら寝てしまう娘。
ふと目が覚めると、手元には何やら用紙が置いてあります。何だろうと目を通すと驚きに内容が。
その用紙は「治療費要項」だったのですが、不可思議なことが、、、
792,000バーツの治療費が、なんと「0」と書き換えられています。
メッセージは続きます
「すべての費用は30年前に支払い済み」
「三つの鎮静剤、及び」
「一袋の野菜スープによって」と記されます。
娘は30年前の出来事を思い出します
あの少年、、、?
少年はドクターになって恩返し
父親を治療してくれたのは、30年前のあのとき出会った少年でした。
お金が無くて、母親の鎮静剤も買えない状況であった少年、その少年はものすごい努力をしたのでしょう、今は立派な医者になっていました。
少年は店主に受けた恩を忘れること無く、立派に成長を遂げたのです。
30年たった今でも医者となった少年は、店主から受けた恩を忘れていません。人としてリスペクトしているのです。
最後のひと言で尊敬を表しています。
「心より敬意を Dr.プラジャーク・アルーントン」
人々を救い続ける少年
きっと30年前の、あの出来事があったからでしょう。
少年は医者になり、多くの人を救っています。
分け隔てなく、人々を救う姿には、あの時受けた恩返しを困った人たちに対してしているのでしょう。
涙なくしては観られません
ベタな内容と言われたら、その通りです。
まさに泣かしにかかっていると言えます。
鉄拳のパラパラ漫画と同じようなものかもしれません。しかし、こんなベタな展開の感動物語もたまには良いんじゃないでしょうか?
2時間の映画で感動も良いですが、3分ほどのCMもなかなか良いですよ。
それでは、ハンカチを用意してCMを観てください。
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