この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
今さらですが、築20年のマンションにウォシュレットを導入しました。
一応分譲マンションなんですが、わが家はウォシュレットが付いていませんでした。
なんてショボいマンションなんだと思ったのですが、当時はウォシュレットの必要性を感じることはなかったので、それほど考えることはありませんでした。
しかし、ここに来てやっとわが家にも導入の日がやってきたので、ウォシュレットについてレポートします。
自宅以外ではウォシュレットを使う機会は当たり前にある
自宅にはウォシュレットはありませんが、仕事先やいろいろな出先でトイレに入る機会があると、ウォシュレットは当然のように付いています。
まるで付いていないのは便器じゃないかの如く、当たり前に設置されているじゃないですか。
なんだか日々、悔しい気持ちが増大していきます。
それも、男である私よりも女性である奥さまの方が、かなり悔しいというか不満のようでした。
そして発せられた奥さまの言葉「ウォシュレット要るよね」でした。
鶴のひと声でウォシュレットを購入することに
日頃の不便さがたまらなく積もっていたのでしょう。
普段はあまり欲しいモノを言わない人ですが、ウォシュレットに関しては絶対に購入する意思を伝えてきました。
まあ今時、どこに行ってもウォシュレットは必ず設置されています。逆に見かけないのはわが家だけという怖ろしい状況でした。
日頃からウォシュレットはいつか設置をしようと考えていたので、奥さまのひと言で決断することに。
さあ、いざ購入です。
ウォシュレットを購入するときのポイント
わが家でウォシュレットを購入するにあたって、悩んだところはいくつかありますが、必要事項をまとめ、優先順位を考えました。
その結果、必要事項はつぎの3つが最優先となりました。
- 価格
- 色
- 機能
1.最優先は価格
はっきり言って、価格が高いものが良いに決まっています。
これは食べ物でもそうですが、相対的に金額イコール品質(性能)だと思います。
なかには低価格でも良いものはありますが、なかなかそんな都合の良いものは多くありません。
特に電化製品はリアルに価格と正比例して高品質で高性能になります。その現実は、だれもが分かっている当たり前のことです。
予算が10万円もあれば、すごく良いウォシュレットを購入できると思いますが、そこまではちょっと我慢。
売れ筋の商品を調べると3万円前後がよく売れているようなので、一旦3万円台の予算と決定することにします。
2.色も大変重要
出典 TOTO
いま使用している便器と新たに購入するウォシュレットの色を合わせないと不恰好になります。
現在の便器と貯水用のタンク部分が「ハーベストブラウン」という落ち着いた色なので、便座だけが色違いの明るいホワイトにしてしまうと、浮きまくってしまいます。
そう考えると、色合いは絶対に合わせることが必須。これは夫婦で話した結果、最優先事項となりました。
しかし問題なのはわが家のトイレで使われている色の「ハーベストブラウン」は、受注生産のため選ぶことが可能なモデルが限られる状況です。
とくに安い製品にはカラーバリエーションが2色くらいしかないことが殆ど、これはカラーを合わせることでも、すでに選べる製品が限られてきました。
3.機能で絶対に必要なもの
最後に機能面で、絶対に必要なものを考えます。
脱臭機能
そこで一番優先なことは「脱臭機能」これは外せません。
やっぱり家族でも臭いはない方が良いですよね。この部分はあとで後悔しても何ともならないので、絶対条件とします。
暖房便座
そしてもう一つ重要な機能に「暖房便座」があります。
この暖房便座に関しては、息子が実家で経験したことで大変気に入っており、奥さまも暖房が良いとノリ気です。
まあ確かにこの暖房便座に関しては座った瞬間、とても幸せな気分になるので、是非とも導入したいと思いますね。
温水の方式「瞬間式」と「貯湯式」の違い
ウォシュレットで購入の際に悩むことと言えば「瞬間式」と「貯湯式」の違い。
この方式の違いは価格が高い機種ほど、瞬間的に水道の水をお湯にする「瞬間式」になります。
「瞬間式」のメリットとしては必要分だけその場でお湯にするので、水を貯めるタンクが必要ないことが挙げられます。
その点では普及版である「貯湯式」は、常にタンク内に水を貯めて温めておく必要があるため、常時保温のための電気を必要とします。
貯湯式メリット・デメリット
メリット
- 本体の価格が安い
- 最大消費電力が少ない
デメリット
- 連続して使うと水が出る場合がある
- タンクの出っ張りがある
瞬間式のメリット・デメリット
メリット
- トタールの電気消費量が少ない
- お湯切れすることが無い
- タンクが無いのでスッキリする
デメリット
- 本体価格が高い
- 最大消費電力が高いのでブレーカーが切断(停電状態)される場合がある
電気代に関しては瞬間式と比べ貯湯式の方が年間で数千円ほど多くかかります。
ちなみに価格.comで人気売れ筋ランキングで現在2位のパナソニックビューティ・トワレ「DL-WL20」は、瞬間式で年間電気代がたったの1,570円と驚きの数値を出しています。(貯湯式は年間5,000円~6,000円くらい)
本体購入金額も瞬間式としては破格の3万円台と購買欲をそそられる素晴らしさと言えます。
デザインに関しても瞬間式は水を貯めておくタンク部分が必要ないため、薄型でスマートなデザインが可能です。
できればわが家でも「瞬間式」を導入したいと思いますが、価格と希望の色との兼ね合いが先決です。
あくまでも方式に関して優先順位は高くはありません。まあ最終的に条件をクリアして「瞬間式」を購入できたらいいなと思う程度です。
わが家のウォシュレット購入計画第一案が決定
- 予算3万円台
- 色はトイレユニット全体と合わせた「ハーベストブラウン」
- 温水方式は「瞬間式」
この条件で見つかったのは、、、、、、ありませんでした。
まず瞬間式で3万円台の予算をクリアできる機種はいくつかあったのですが、希望する色がありません。
ここ1年以内に発売されたウォシュレットでは、各メーカで3万円台やそれ以下でも瞬間式が見つかります。
色さえ特殊なものでなければ、いくらでも選べる機種があると思うとちょっぴり悔しいですね。
結果的に決まった機種はTOTO「SB TCF6621」
予算クリア!色合い クリア!瞬間式は断念!で最終的に決まったウォシュレットはTOTO「SB TCF6621」でした。
この機種が唯一予算と希望色を叶えることができました。
そして数あるお店の中から選んだのは、口コミの評判も良く受注色「ハーベストブラウン」が一番安かった、楽天市場の「小松屋」さんです。
奥さまが探しに探して、評判が良くて安いお店をみつけましたよ。
わたしが探して見つけた最安値のお店より、さらに5,000円以上も安かったのには驚きを隠せません。
スゴイですね、女性のここぞというパワーは。
瞬間式の最大のデメリット
魅力的な「瞬間式」ですがデメリットを見つけました。それは消費電力です。
じつはトータルで考えるとお湯を常に保温する必要のある「貯湯式」の方が電気代がかかるのですが、瞬間的には「瞬間式」のほうが4倍以上も電気が必要になります。
今回購入したTOTOの「貯湯式」は常時250W程度、「瞬間式」は瞬間的に1200Wにもなります。
考えてもみれば当然ですが、瞬間式はお湯を使う瞬間に水からお湯にする必要があります。
ガスなどの火を使えば、瞬間的にお湯を作り出すことが可能ですが、そうでなければ相当な消費量の電気が必要になります。
ドライヤーでも電気ポットでも電気で瞬間的に温めるものは、消費量がハンパありません。
ブレーカーが落ちる可能性がある「瞬間式」
瞬間的に電気をたくさん消費したところで、トータルでは「貯湯式」より消費電力は少ないので良いと思えますが、唯一の問題点があります。
それはブレーカーが落ちる(遮断される)と言うことです。
高電力を使う電子レンジやドライヤー、ヒーターなどを同時に使用すると、ブレーカーが落ちることがあります。
このことが瞬間式のウォシュレットを使うことでも起こる可能性があるのです。
頻繁に起こることではないと思いますが、お尻を出している時に停電はとても困ってしまいますね。
ということで、「瞬間式」に関しては絶対に必要な候補ではなくなりました。
色合いを優先したウォシュレット選びに満足
やっぱり色合いはとても大切ですね。
このトイレにもっとも汎用なホワイトのウォシュレットを取り付けたらと思うとゾッとします。
違和感がハンパなくあることでしょう。ホワイトとブラウンでは色合いに落差がありすぎます。
機能的なことも重要ですが、色合いも重要なことだと再認識できました。
これからウォシュレットの購入を考えている方は、ぜひ色合わせも良く考えて購入することを強く勧めます。
[…] [ 参考 ]【違う色は買わないこと!】ウォシュレット選びは機能も大切だけど色合いが最重要 from 「じょずプロ」 […]