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毎年テレビや雑誌などで「解禁」に盛り上がるボジョレーヌーボーですが、解禁日は毎年11月の第3木曜日と決まっています。
2019年の解禁日である第3木曜日は11月21日午前0時となるので、楽しみですね。
またテレビで大騒ぎになる事でしょう。スーパーなどでも大々的に売り出すので、購入する人も多いと思います。
しかし、身近なボジョレーヌーボーですが、いったいどんなものか良く分からないのが現実かもしれません。
そこで、サラッとボジョレーヌーボーについておさらいしたいと思います。
じょず
奥さん
【トロフィー・リヨン2015年2016年2017年2018年連続金賞受賞】トロフィー・リヨンとは、フランス最大のボジョレー・ヌーボーのコンクール。「アンリ・フェッシ」は4年連続で金賞を受賞した実力派のワイナリーです。
ワインの中でも「ボジョレーヌーボー」とはいったい何?
「ボージョレーヌーボー」とはフランスのブルゴーニュ地方南部に隣接する丘陵地帯ボジョレーで生産されるヌーボー(プリムール(新酒)または試飲新酒)のための赤ワイン。
ワインは早くても、ブドウが収穫された翌春に出荷されますが、ヌーボーはブドウの収穫と共に速やかに醸造、わずか数十日で出荷を済ませます。
通常とは異なる短い時間での醸造から、口当たりの軽いアロマが非常にフレッシュな赤ワインに仕上がるのが特徴と言えます。
ヌーボーのその軽い口当たりはワインとジュースの中間のような香味のため、飲みやすく人気があります。
じょず
奥さん
販売業者からの評価という名の「キャッチコピー」
ボジョレーヌーボーで話題となるのは、以下にあるような毎年の出来の評価です。
- 「過去最高と言われた05年に匹敵する50年に一度の出来」
- 「100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え」
この評価は大手輸入業者やソムリエなどのコメントであることはあまり知られてませんが、大々的に宣伝されるので聞いたことがあると思います。
この業者からの評価は毎年最高級の評価が付くのが恒例のため、参考までに見ておくのは面白いと思いますが、あまり気にして購入することもありません。
毎年恒例のボジョレーヌーボーに対するキャッチコピーと思って楽しみましょう。
あくまでもボジョレーヌーボーは新酒解禁のイベントとして楽しむのが良いと言えます。
2019年の今年はどんな「キャッチコピー」になるか、楽しみでワクワクします。
ただし、このキャッチコピーは公式からの発信ではなく、出典もとがありません。
いったい誰が考えているのでしょうかね(笑)
じょず
奥さん
過去の販売業者の評価
- 1983年「これまでで一番強くかつ攻撃的な味」
- 1985年「近年にない上物」
- 1992年「過去2年のものよりフルーティーで、軽い」
- 1995年「ここ数年で一番出来が良い」
- 1996年「10年に1度の逸品」
- 1997年「まろやかで濃厚。近年まれにみるワインの出来で過去10年間でトップクラス」
- 1998年「例年のようにおいしく、フレッシュな口当たり」
- 1999年「1000年代最後の新酒ワインは近年にない出来」
- 2000年「今世紀最後の新酒ワインは色鮮やか、甘みがある味」
- 2001年「ここ10年で最もいい出来栄え」
- 2002年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄えで1995年以来の出来」
- 2003年「110年ぶりの当たり年」
- 2004年「香りが強く中々の出来栄え」
- 2005年「タフな03年とはまた違い、本来の軽さを備え、これぞ『ザ・ヌーボー』」
- 2006年「今も語り継がれる76年や05年に近い出来」
- 2007年「柔らかく果実味豊かで上質な味わい」
- 2008年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
- 2009年「過去最高と言われた05年に匹敵する50年に一度の出来」
- 2010年「2009年と同等の出来」
- 2011年「100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え」
- 2012年「偉大な繊細さと複雑な香りを持ち合わせ、心地よく、よく熟すことができて健全」
- 2013年「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」
- 2014年「太陽に恵まれ、グラスに注ぐとラズベリーのような香りがあふれる、果実味豊かな味わい」
- 2015年「過去にグレートヴィンテージと言われた2009年を思い起こさせます」
- 2016年「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい」
- 2017年「豊満で朗らか、絹のようにしなやか。しかもフレッシュで輝かしい」
- 2018年「理想的な条件の元、素晴らしいヴィンテージへの期待高まる」
ボジョレーヌーボーの上位品「ヴィラージュ」
ボジョレーヌーボーには種類があることをご存知でしょうか?
私たちが日ごろ知っているのはボジョレーヌーボーですが、実は限られた39の地域でしか作られない「ボジョレーヴィラージュヌーボー」があるのです。
味わいは通常のヌーボーと比べ、更に凝縮感がありフルーティーと言われます。
ボジョレー地区の中でも限られた村で作られたヌーボーは「ボジョレーヴィラージュヌーボー」を名乗ることがAOC(フランス農業製品、フランスワインなどに与えられる認証)の厳しい基準によりできます。
ボジョレーヌーボーより地域を限定したクオリティの高いヌーボーと言うわけです。純粋にボジョレーヌーボーの上級品と判断すると良いでしょう。
・ボジョレーヌーボー
・ボジョレーヴィラージュヌーボー(上位品)
じょず
奥さん
じょず
奥さん
せっかくのボジョレーヌーボーは「ヴィラージュ」で決まり
せっかく特別なワインであるボジョレーヌーボーを楽しむなら、ボジョレーヴィラージュヌーボーがオススメです。
値段も少しの違いになるので、「ヴィラージュ」を用意して、特別を演出しても良いですね。
【トロフィー・リヨン2015年2016年2017年2018年連続金賞受賞】トロフィー・リヨンとは、フランス最大のボジョレー・ヌーボーのコンクールです。「アンリ・フェッシ」は4年連続で金賞を受賞した実力派のワイナリーです。
じょず
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