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頬骨骨折の手術をしてから20日ほど経過しました。
全身麻酔を使い4時間にも及ぶ手術をしたのですから、術後の経過についてもなかなか大変なことになっています。
手術をすればあとは回復に向かうだけと思っていたことは、とても甘いことだと思い知らされました。
手術後20日間経過しても頭痛などが頻繁に起こり、仕事にもかなりの影響を及ぼしています。
同じような状況の方や、これから手術をする方にとって参考になればと思い手術後から現在までの経過をレポートしていきます。
じょず
頬骨骨折と疑わしいなら必ず病院で診察を受ける
まず始めに頬骨の骨折が疑わしいと思ったらすぐに病院へ行ってください。
わたし自身も骨折してから5日間も放置をしていました。当然ですがその間に頬のハレが引く気配もなく、痺れも収まることはありませんでした。
そんな状況でもどこか自然に治るだろうと楽観視していたため、自分の考えだけではそのまま病院に行くことは無かったかもしれません。
心配をした妻がネットでわたしの顔の痺れやハレ、目の充血について調べた結果、間違いなく頬骨骨折であることを教えられました。
- 頬・顔のハレ
- 頬・顔の痺れ
- 目の充血
- 口の痺れ
そして病院へいかないとダメと妻からお叱りを受けることに…。
頬骨骨折からくる顔面の痺れは自然には治癒しないことも分かり、慌てて病院に行くことになったのです。
この辺のことは以前書いた記事を見ていただければと思います。
奥さん
じょず
頬骨骨折の入院体験
【入院体験記】頬骨骨折は手術が必要!顔のしびれがあるなら即病院へ行きましょう
頬骨骨折から手術後の経過までを時系列に整理
頬骨骨折などした経験はないため、まさか骨が折れているなんて想像もできません。そのため時間の経過とともに良くなるとばかり思い込んでいました。
しかしあまりにも頬の痺れが取れないために病院で診察することに。
その結果は手術が必要となり、手術後も長い期間苦しむことになりました。
骨折から1ヶ月ほど経過した状態ですが、現在もそれほど症状については改善していません。それこそ完治するには最低でも6ヶ月ほどかかると言われています。
結構たいへんな事態になった頬骨骨折ですが、同じような状況の方の参考になればと思い、骨折から現在の状況までを経過報告していきたいと思います。
じょず
5月11日 頬骨骨折
飲み会のあと顔面(頬)を強く打ち付ける
頬と口に痺れ、目の充血がみられるが自然に治ると考え放置。
男がこの程度で病院なんて行くもんじゃないと考えるバカな野郎でした。
じょず
奥さん
5月16日 病院にて検査
頬骨3ヶ所骨折と診断
頬を打ち付けてから5日経過するが、一向に痺れが改善されないため病院で検査を受ける。
どこの科を受診すれば良いのか分からないため、街で一番大きな総合病院(公立陶生病院)にて検査。
その結果「頬骨骨折」と分かり手術をする必要があると告知される。
ちなみに総合病院で治療を受けるのは「口腔外科」でした。ネットで調べると「整形外科」や「形成外科」という話も出ていますので病院で確認しましょう。
先生
じょず
5月20日 入院
手術の前日に入院
入院は手術の前日に検査などを兼ねて入院。
しかし特にすることはなく、持ち込んだiPadで映画を観て過ごす。
じょず
5月21日 手術
頬骨骨折整復術
朝9:00から手術開始、生まれて初めて全身麻酔をしての手術。
手術には4時間もかかり、事前に聞かされていた時間を大幅に超過。(事前には2~3時間ほどと言われていた)
全身麻酔のため手術による苦痛はまったくありませんでしたが、手術後の1日が最も苦痛でした。
膀胱に尿道カテーテルを通され、心拍数などを測る機械を繋がれており、点滴を腕に付けられ酸素吸入の機械も鼻に着けられる。
尿道カテーテルとは
尿道口から膀胱に通して導尿する目的で使用されるカテーテルである
前立腺肥大あるいは脊髄や末梢神経の障害、麻酔や薬剤の影響などで排尿が困難な患者の導尿、手術や絶対安静時の導尿、残尿量の測定などの検査などの目的で使われる
出典:Wikipedia
なんだか重病人のようで自分自身の状態に軽くビビります。
しかし、あまり身動きが取れないという苦痛はあるが、手術した痛みはそれほど無いのは予想外で助かりました。
この日は食事を取ることはできず、点滴から栄養を取ることに。
顔はパンパンにハレて骨折した方の目は満足に開けることもできませんでした。しかし痛みが無かったのは救いでしたね。
じょず
5月22日(手術後2日目)
手術後2日目で制限なし
点滴以外のカテーテルや機械類はすべて外され、自由に動けるように。
点滴を持ち歩けば特に制限のない入院生活が送れたので、とても快適でした。
食事に関しては最初の2回だけ柔らかいメニュー中心となり、「おかゆ」がとにかく味がなく苦痛でした。
3回目からの食事は通常のご飯に戻ったのでホッとします。
じょず
5月23日(手術後3日目)
ヒマな1日
定期的な検診を受けるだけで、特にやることもなく1日を過ごします。
暇な時間はすべてiPadでドラマや映画を見まくります。
じょず
5月24日(手術後4日目)
点滴が外れ完全に自由な体に
この日も定期的に来る検診をうけるだけで、他には何もやることがない生活。
iPadが大活躍したのは言うまでもなく…iPadって最高ですね。
5月25日(手術後5日目)
レントゲンなどの検査
経過は順調、週明けに検査をして異常がなければ退院の日取りを相談して決めるとのこと。
本日は金曜日、週末は基本的に検査は無いためヒマな日を過ごすことに。
iPadが活躍する日々ですね。
じょず
5月28日 退院
診察後即日退院
診察をした結果、経過順調と言うことで退院となる。
朝診察してすぐに退院という急なスケジュールに少しビビりますが、病院にいても何もやることは無いので正直うれしい。
しかし、頬の痺れはまったく改善していない状況に不安がよぎります。
医師の話では手術後6ヶ月は回復に要すると…かなり不安。
先生
退院時に処方された薬は「痛み止め」と神経をつなぐ作用のある「ビタミン剤」、傷口に塗る「ワセリン」と「目薬」、そして口の中の傷口に「口内洗浄液」でした。
- 痛み止め(痛む時だけ)
- ビタミン剤(神経をつなぐ作用)
- ワセリン(傷口に塗る)
- 目薬
- 口内洗浄液(感染症予防)
そして会計ではまさかの34万円なり…。これには唖然としましたね。
じょず
5月30日 職場復帰
すぐに職場に復帰するが、頭痛に苦しめられる。
頬の痺れと腫れもひどく、仕事どころではありません。この先に不安しかない状況で気持ちが折れそうになります。
頬と口の3分の1ほどは感覚がなく、暫くは神経をつなぐ作用のあるビタミン剤を服用します。
しかし早急な効果はないので、6ヶ月ほど経過をみる必要があると。これにはかなり気持ちが落ちますね。
じょず
6月4日 定期検査
退院後初の検査。
術後のレントゲンでは経過良好と伝えられるが、頻繁に起こる頭痛と頬の痺れは改善する兆しがまったくありません。
たまに軽い吐き気が起こるため、気分的には最悪でした。
しかし、この段階では手術後の日にちがそれほど経過していないため、様子をみることに。
6月8日 体調不良のため再検査
あまりにも頭痛と吐き気がするため急遽病院へ。
色々と検査をするが異常は見られないとのこと。
原因が分からないため、週明けに内科に受診することになりました。
6月11日 内科受診
口腔外科では頭痛と吐き気の原因が特定できないため内科での受診。
脳からの出血がないかをCTを撮影することで確認するが、異常なしとの結果。
可能性として神経を再生を促進する作用のあるビタミン剤により、頭痛や吐き気がするかもしれないので、一旦服用を中止することに。
先生
6月16日 若干回復するが痺れは取れず
それほど劇的な回復はないが、我慢できないほどの頭痛からはかなり開放される。
しかし、頬と目の腫れが時折起こり、その時は体調が悪くなります。
この腫れに関しては朝起きた時になる場合もありますが、1日の中で突然なる時もありかなり辛いです。
腫れが起こると頭痛がひどく、気分がかなり悪くなるのでここまでに数回ほど仕事を早退しています。
麻痺して感覚が戻らないことに対しては不安ばかりしかなく、頬の感覚が無いのは改善されず、口の中の一部分ですが感覚はほとんどありません。
じょず
手術後4週間ではほとんど改善はされない
頬骨骨折の手術をこれからする人、そして手術をすでにされて間もない方の参考になればと思い、自分の経験を書いていますが、ハッキリ言ってとても大変です。
手術をすることにより骨折による痛みはほぼ皆無になりましたが、それ以外に起こる痛みや苦悩がたくさんあります。
手術をしないと完全に治らないと分かっていても、頭痛や顔の痺れが続く状況には正直心が折れそうになります。
人に会うのも苦痛に感じるのは顔面に手術のために切った傷が見立ち、そして頬に入れたプレートの膨らみが思った以上に目立つためです。
こんな言い方はあれですが、男で良かったかなと…顔を切った痕はかなり凄く、なんだかヤクザもののような迫力があり自分でもビビります。
女性であったなら、かなり気持ちが沈むのではないかと。
じょず
体調の悪さに気持ちが落ち込む
頬骨骨折の影響は計り知れません。
頬や口に痺れがあるのは、とても気持ちが悪く心がブルーになります。
そして手術による傷口の酷さと頭痛や吐き気などが体に対してだけではなく、心に深く突き刺さるのです。
かなり気持ちが落ちてしまい、ネガティブになる自分がいます。
そんな状況のせいなのか、なんとなくお酒の量が増えているのは気のせいだと思いたいですね。
頬に痺れがある時は必ず病院へ
頬骨はとても薄くて骨折しやすいところです。
顔面を強く打ち付け、頬などに痺れがある場合はスグに病院へ行きましょう。
頬骨の上に神経が通っているので、頬骨骨折により神経にふれるため痺れが発生します。
この痺れは手術をしないと後遺症として一生残ると、医師には断言されました。
もし「頬骨骨折」や「頬骨しびれ 目の充血」などで検索して当サイトに来られた方は、すぐに病院へ行くようにしてくださいね。
経験者からの忠告ですよ。
じょず
その後の状態はこちら
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私も5月末に頬骨骨折、同じ全身麻酔で手術を受けました。4時間弱かかってチタンプレートで固定しています。
普段からテニスをするんですが、当初、ヒビ程度を思い込んでいたため、骨折から4日後も軽くテニスをしましたが、やはり無理がありました。術後の経過は順調で、1ヶ月後には運動をはじめました。2ヶ月経って検診の結果、異常なし。
皮膚の感覚が鈍い感はありますが、今のところ頭痛も吐き気も起こりません。
過去に長い間、整骨に通っていましたが、もしかしたら顔ではなく背骨や首の歪みから頭痛、吐き気がきているように思います。一度、疑ってみてください。神経の信号は、すべて背骨から出ていますので・・・
お大事に!
モリモトさん
チタンプレートを入れられたのですね。
私は取り出すときのことを考えると怖くてやめました。
体の歪みのことは想像もしていませんでいた。
ぜひ参考にしてみますね、ありがとうございます。