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ブラックだらけの引越し業界は転職先にどうなのか?経験者が語ります

いま、引越し屋が熱いですね。

最近ニュースになった「アート引越センター」は社員が荷物の破損を出した場合、ある程度の金額を払うようにさせていました。

少し前には「サカイ引越センター」の暴力事件、そして「アリさんマークの引越社」が現役の社員に提訴された件が話題でした。

アート、サカイ、アリと引越業界の最大手が起こす問題に、「信じられない」という声が多く上がっていますが、業界関係者からすると、なんとも思っていません。

だって、これが引越し業界のスタンダードなんですから。

 

破損の弁済は従業員持ちが常識の引越し業界

ここで疑問に思うことが、荷物の破損の弁済を社員がするということ。

多くの一般人(運送業界や引越し業界を知らない人)にとって、暴力が起こることですら信じられないことであり、破損の弁済を会社ではなく個人で払うことが信じられないと思います。

しかし、経験者であればこのようなことは特殊なことではなく、ごく普通の日常で起こっている事実であるのです。

私自身も10年以上の運送業界経験があり、そして引越し業界も10年以上の経験があります。

そんな経験からいえば、当たり前の出来事すぎてマヒしているかもしれません。

こんな世界を知らずに生きていけることが一番なんですが、底辺と呼ばれる人たちはこの様な世界で生きていかなくてはなりませんでした。

それが格差社会の現実なんです。

 

事故で100万円を超える金額を請求された「S急便」

私は20歳のときにお金を稼ぎたいと思い、当時100万円の給与が貰えると言われた全国最大手の運送会社「S急便」に入社しました。

そして入社から半年になるころに、トラックで事故を起こしてしまったのです。

私は自分が悪かったと考えていたので、ある程度の弁済を負担させられるのは覚悟していました。しかし、そこで言われた言葉は驚愕な内容でした。

会社側から提示された言葉は「100万円な」でした。(金額は少しぼかしていますが100万円以上は確かです)

とてもびっくりしたのを覚えています、運送業界最大手である会社が、車両事故の全額を社員に全て払わせようとしたのです。

 

抵抗するとあっけなく10万円までダウン

私は20歳の若さと、家族もない環境でしたので、法律的な知識もなかったのですが戦うことを決意します。「保険は無いんですか?それでは、出るところにでます」とその時の上司に敵意をむき出しで言い放ちました。

するとその後は、あれよあれよと免責額10万円で良いという流れに落ち着くことに。

私は20歳という若さで悟りました、世の中は抵抗しない者は食い物にされると、ブラック企業のいい様に扱われ搾取されるんだと。

そしてこの会社には10年以上勤めて、辞めることになります。

今もブラック全開なんでしょうね、時折社員が事件を起こしたりしています。この会社に常識はありません。

というか運送業界に常識は通じません。まあわたしはその非常識の中を常識として生きてきたので、かなりブラックに免疫が付きましたが、、、。

 

引越し会社は運送業界を更にパワーアップしたブラック

引越し屋は信じられないほどブラックでした。

なんだろう、学生時代の部活に近い感覚です。いい大人が中二病全開でいる世界が引越し業界です。人権などは存在しません、あるのは先輩が威張りちらかす世界。

引越し屋のルールは無茶苦茶でした、荷物の破損を出すと 引越しに関わった従業員すべてで弁済をします。

いまはそのルールは多少緩和されたようですが、当時は基本的にすべてを弁済する必要がありました。

破損が出れば、作業した人数で基本的に均等割りです。しかしアルバイトは上限が1件8000円だったので、仮に10万円の破損がでれば、2人の作業ならアルバイトが8000円、社員が残りの92000円を支払うのです。

そして破損を出すと評価査定にマイナスが付くので、おのずと給与は更に減る仕組みです。

どこまでも社員を奴隷としか考えていない、超絶ブラック企業でした。

 

殆どの引越し屋が弁済させている

そして怖いのが、一企業だけではなく、引越し業界全体が多かれ少なかれ、このようなシステムで従業員から搾取している点です。

本当に骨の髄まで搾り取られます。

多くの社員は貯金どころか、借金を抱えて辞めていく結末、恐ろしい世界です。

わたしは借金をたくさん背負う前に辞めることができましたが、その代わり多くの時間を失いました。

といっても、数十万単位の弁済金や車両事故の修理代は払っていますが、、、。計算したことがありませんが、合計したら100万円は超えていると思います。

 

管理職時代は更に奴隷化する

管理職時代は朝6時ごろから業務開始、そうなれば5時過ぎには自宅を出る必要があります。終わりは22時がマスト、20時に仕事を終わらせて店を閉めると大変です。

成績も上がっていないのに大丈夫なのか?」と詰められるのです。朝6時から働いて20時に帰っても怒られます。14時間勤務は少ないという認識がブラック企業には、はびこっています。

そんなことでいつも22時頃に店を出ます。自宅に帰ると23時です。

休みは暇な時期で、週に1回、忙しい繁忙期は1月に1回程度です。長期休暇はありません。
年間通じての長期連休は、大晦日と正月三が日だけが会社が休みになりました。

世の中でよくニュースになる、1週間や10連休以上の休みなんて、架空の世界の出来事にようです。

長期休暇は年間で1回、年末年始の4日~5日間が最大の休暇になります。旅行なんて行くこともできません。平日は子供と会うことも出来ません。

わたしは大切な時間を失いました。

 

こんな業界潰れれば良いのに

ハッキリ言って潰れて欲しいです、特に10年以上勤めた引越し会社はクソです。

役員の悩みは経費削減、そのためには最低賃金の計算ばかりしていました。

それと労働基準法をいかに誤魔化すか、最低賃金をどうクリアするか、最低休日でどう働かせるか、弁済を合法化するにはどうするか。

うまいこと最低賃金で使う方法を模索して実践する、そして破損や車両事故に関してすべて社員に払わせる、素晴らしい搾取制度が出来上がっています。

 

奴隷の代わりなんていくらでもいる

どうせ代わりなんていくらでも入ってくると考えています。底辺で普通に就職できない人がいるのは事実。

そんな底辺をうまいこと騙して使います。賢いやつは必要なし、法律関係を勉強した者は雇いません。

親や親戚に警察や弁護士、教職員がいる場合にも裁判になる可能性があるので、絶対に雇いません。

管理職に求められるのは、会社にとってヤバそうな人材の見極め。普通で考えると出来る人材のことです。

そのため、底辺な家庭だけに絞って雇い、危険回避をしています。

 

でも世の中には必要な業界の引越し

ほんとこんな業界は潰れれば良いのに、でも潰れません。

引越しの荷物をだれが運ぶの?自分で運ぶなんて信じられませんよね、じゃあだれが運ぶのかというと、現代の奴隷である引越し屋です。

「奴隷」こんな言いかたは嫌ですが、この記事を読んでいる人で、引越し屋になるのが憧れという人はいません。

口には出しませんが、底辺な仕事と思っているからです。

体を酷使して荷物を運ぶ、頭を使わない労働、もうそれは仕事とは呼べない奴隷のような「重労働」です。

そして重労働は歳を取るとできません。ほとんどの引越し屋では40歳前後が最期です。
それ以上は体が持ちません。つまり40歳になるくらいには、退職するか、営業や管理職に移行するしか生き残りはありません。

、、、まあほとんどが退職を選びますが。

 

引越し屋は若い時とアルバイトは楽しいので良い

学生時代の部活みたいな仕事環境なので、ワカモノは楽しめます。特にアルバイトは給与が無茶苦茶いいです。

若いうちは経験として、引越し業界で勤めるのはおすすめかもしれません。

もし今引越し業界に勤めているなら、次を考えましょう。すぐに歳はとりますよ。
そしてこれから転職で引越し業界を考えているなら、30歳以上の人は辞めましょう、時間の無駄に終わります。

しかし、若い方は人生の経験として2、3年くらいならいいんじゃないかと思います。

 

引越し屋がらみの注意点は2つ

引越し屋に関して助言が出来ることは2つあります。

引越し業界への就職・転職」と「引越しを依頼する注意点」です。

 

就職・転職について

引越し屋への就職はできるだけ回避しましょう。

新卒の採用もしていますが、1年以内に9割は退職します。

新卒のネットワークは強力で、昔と違いSNSなどで大学の同期と繋がっているこの時代、すぐに引越し業界がおかしいとバレます。

そのため、バタバタと辞めていきます。

引越し屋に新卒で入社した理由を聞くと、他の就活先がすべて不採用だったと皆が言います。そして唯一雇ってくれたのが引越し屋という流れ。

ブラックは最後の望みであるのも事実かもしれません。しかし、本当の地獄は就職した先から始まることを考え無くてはなりません。

転職に関しては、もし年齢が30歳前の独身であるなら、試しに働くのは楽しいのでアリです。

しかし、30歳以上と妻帯者は絶対に回避しましょう。再就職が難しくなりますからね。

転職は引越し業界以外で考えましょう。

とりあえず、転職者満足度NO.1の「DODAエージェントサービス」に登録。

自分にはもう引越し屋くらいしか出来ることがない、なんて決めつけないことです。必ず出来ることはいくらでもありますから。

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引越しを依頼する注意点

もうね、はっきり言いますね。

引越し屋はどこでも一緒、どんぐりの背比べ、嘘つき業界。

「社員だけ」→ウソ、アルバイト、人材派遣のオンパレード

「身元保証付き」→ウソ、どこの誰か分からない派遣が多数

「保険加入で安心」→ウソ、基本は従業員にすべてを負担させる

「派遣を使わない」→ウソ、引越し業界で派遣の取り合い、繁忙期は派遣従業員不足になる

「プロの研修制度」→ウソ、一部社員は行うがアルバイトや派遣は何もない

ということで、引越し屋はどこでも良いです。

良い引越し屋に当たるのは運だけ、良い引越し屋はありません。良い良識ある人が来たら当りです。

だから会社単位で良いと言うことは、間違ってもありませんのであしからず。

結論、金額が高くても安くても中身は変わりません、だから安いがイチバン。

引越し比較サイト最大手の「引越し侍」で見積もって、イチバン安いところで決まりです。会社の品質やウンチクを語るところは、適当に聞き流してください。

見積もりは3社以上比較して「で、結局いくらになるの?」これでいいです。

 

まとめ

結局、引越し業界はブラックの巣窟。

センスの欠片もない、エセクリーンなイメージのCMを見るたびに、「ははーん、まだやってんだ、このインチキCM」と微笑ましい気持ちになります。

人さまの不幸は蜜の味と感じるのが人間です、しかし自分自身が当事者にならないように気をつけましょうね。

猛獣はオリの外から見るだけなら楽しまますが、オリの中に入ると危険ですよってことです。

 

追伸

ひとつ、引越し屋で働いていた時の財産があります。

それは友人と先輩後輩に恵まれたことです。

ブラック企業の中で、苦楽をともにした仲間や先輩後輩に今でも助けられています。

お互いまったく違う業種で働いていますが、本気で困っているときに手を差し伸べてくれる人たちに出会ったのは、引越し屋でした。

ほんと、人生は何が吉か凶なのか分かりませんね。

引越し会社の経営者は嫌いですが、引越し屋は人生の大切なものをくれました。

だから良い業界になってほしいのが本心かもしれません。

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