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犬にとって食事の代表的なものと言えば「ドックフード」と思います。
そんなドッグフードですが、成分を考えて愛犬に与えているでしょうか?
どうしてもドックフードの購入する目安となるのが、製造する会社の知名度やCMで見かけること、そして購入金額が一番の指標となると思います。
しかし、ドッグフードについて調べると恐ろしくなってきたので、シェアできればと思います。
利益を最優先させたドッグフード
ドッグフードは人間が食べる食事ではありません。
そのため、利益が最優先であり健康に害がある成分などは考えていないメーカーがたくさん存在します。信じたくはありませんが、悲しいことに現実です。
資本主義として考えると当たり前のことかもしれません。相手は言葉の話せない「動物」だからです。そこにはあまり良くない材料や添加物が入っていようと、すぐに症状の出る毒でも入っていなければ良いのです。
しかし、良くない食事はからだに悪影響を与えます。時間をかけてジワジワと蝕んでいくことでしょう。それはすぐには気づいてあげることが出来ないかもしれません。
愛犬はわれわれ人間と比べ体が小さいので、悪い添加物や食事による影響はとても受けやすいのです。私たちが注意を払ってあげるしか予防することはできません。
ドッグフードは分かりづらい
愛するペットのために食事を気を付けるにも、いったい何を基準にすれば良いのか分からないと思います。
私たちの判断は、有名なメーカーが作っているのか、金額がそこそこするのかなど、何となくでしか判断ができません。
そこでこれだけは注意してドッグフードを購入したほうが良い点だけを、簡単ですがまとめてみました。
ぜひ参考にして頂ければと思います。
絶対避けたい危険な「酸化防止剤」
ドッグフードを安価に製品として流通させるために必要な成分が「酸化防止剤」です。
長期保存が可能になるため、多くのドックフードに使われていると言っても過言ではありません。それが安全なものであれば問題はありません。
しかし、中にはとても危険で絶対に避ける必要があるものが次の3つになります。
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
1947年に特許が取得され、1954年にアメリカ食品医薬品局 (FDA) によって食品添加物・保存料としての使用が認可された。BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)は食品が酸化されるのを遅らせることにより、色・におい・味が変化するのを防ぐことができます。
BHTは安価な酸化防腐剤として、接着剤やゴム、繊維加工品、包装材料などにも使用されます。
魚介冷凍品、魚介乾燥品、シリアルやチューイングガム、バター、マーガリン、食用油脂にも使われ、化粧品にも使われていました。
しかし、発ガン性は確認されていないものの変異原性は認められており、皮膚炎、過敏症、体重低下、脱毛なども報告されている、毒性の強い添加物です。そのため、現在では食品に添加されることはほとんど無くなりました。
ただし飼料としてドッグフードには現在も使用されています。
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
最初はエンジンオイルなどの工業用油脂に添加されていたのが、食用の油脂にも応用されました。
名古屋市立大学の研究グループにより発がん性が確認され、厚生省が使用禁止に動いたがアメリカをはじめ西欧諸国からの要請により使用基準を設けるに留まりました。
研究結果では人に対しての発がん性は確認されていませんが、BHAを2%含まれる飼料をラットに与えた結果、前胃に乳頭腫と扁平上皮癌が多く発生し、そして膀胱腫瘍、膀胱がんの発生を増加させる結果になりました。
エトキシキン
エトキシキンはタイヤや石油化学製品などの酸化防止剤として開発されました。
肝臓障害や発がん性があることから、日本では食品添加物としての認可や農薬登録は受けていません。しかし、日本国外では飼料やペットフードの抗酸化剤、リンゴや梨などの焼け防止剤、殺菌剤として広く用いられています。
エトキシキンには明瞭な毒性症として体重減少、体表面の着色、褐色尿、褐色強膜、黒色粘液性糞便、嘔吐がみられます。
しかし、毒性が強いにも拘わらず、安価で防腐効果が高いのでペットフードに多く使われている現状です。
絶対に食べさせたくない原材料「〇〇ミール」
ペットフードの原材料と言われても、何が入っているかよく分かりません。
「チキン」と「チキンミール」と記載されていても、一般的な考えでは違いを見出すことはできないと思います。
しかし、「チキン」は想像通りの鶏肉そのものを指しますが、「チキンミール」とは鶏肉そのものではなく、食肉部分を取り除いた部分を寄せ集めた副産物です。
つまり鶏の皮や羽、くちばしなど人間が食べないものを粉末にしたものです。そして問題になるのはその材料がどのような状態であるのかが規制のないところです。
実際に病死した鶏や腐った鶏を使用しても分かりません。ペットにとって非常に危険な成分と考えることが出来るのが「〇〇ミール」と呼ばれる材料です。
愛犬のことを考えるなら絶対に避けたい原材料は「チキンミール」などの「〇〇ミール」と呼ばれるものになります。
このようなものを食べることにより、アレルギーや病気になる可能性が高くなるので、しっかりと成分を確認しましょう。絶対に注意しておきたい原材料です。
着色料
食品を色鮮やかに保つためにペットフードには着色料を添加しているものがあります。特に合成着色料に使われているタール色素には発がん性があります。
人の食べ物で使われていた着色料で、使用禁止になった危険なものは多くあります。現在使われている着色料でも危険性はあるとみられています。
人に対しても危険である着色料は、その小さな体であるペットにとって非常に毒素の影響が大きいといえます。
着色料が使われているドッグフードは絶対に選ばないようにしましょう。
穀物類
犬は本来の食事は肉食性です。腸が短いので穀物(トウモロコシ・小麦・米など)の消化には適していないのです。
そのため人間と違い、穀物を消化することはとても困難です。穀物は炭水化物やたんぱく質としても栄養価が低く、食事として摂取することはできますが、栄養バランスを崩してしまうことがあります。
アレルギーを発症する恐れもあるので穀物類はドッグフードに入っていないほうが望ましいのです。
しかし、穀物はその原料が安価で入手しやすく、複数の穀物原材料を含ませたドックフードが売られているのが現状です。
販売する側からすれば、かさを増すのに一番有効な手段が安価な穀物類を混ぜ込むことだからです。
ベストなドッグフードとは
愛犬の健康にとって一番良い「ドッグフード」とは余分なものが入っていないことです。
その中でも特に次の4つは注意すると良いでしょう。
「酸化防止剤」「〇〇ミール(動物性)」「着色料」「穀物類」
おすすめドッグフード
特におすすめなドッグフードを2つ紹介したいと思います。
正直な話し、圧倒的にオススメなドッグフードは「カナガン」になりますが、次点として「ナチュラルドッグフード」の品質や拘りも素晴らしいと思います。
カナガン
カナガンはイギリス最高級のグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードです。
基本は鶏肉が全体の半分以上を占め、人工添加物や着色料は不使用です。通常で食べることのできる肉の部分を除いた副産物であるチキンミールやポークミールなどを一切使わない徹底ぶりです。
正にキングオブドックフードの名に相応しいのが「カナガン」と言えます。
迷ったら「カナガン」を選べば間違いありません。
原材料 |
骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ |
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ナチュラルドッグフード
ナチュラルドッグフードは他の肉に比べてたんぱく質を多く含み、アレルギーの少ないと言われるラム肉を使用しています。
100%無添加、人工添加物・着色料・保存料・香料不使用の拘り。原材料は徹底的に厳選されているのは素晴らしいことです。
穀物が使用されていますが、アレルギー食品である小麦やトウモロコシを使わず、より上質な穀物である玄米やオーツ麦、大麦を使用している点は評価できます。
ナチュラルドッグフードに関しての穀物使用はドッグフードのかさを増す為ではなく、体質改善や体調を整える目的で使用されています。
原材料 |
生ラム肉(イギリス産)55%以上、玄米18%以上、ベジタブル・ハーブミックス、全粒大麦、全粒オーツ麦、亜麻仁、テンサイ、ビール酵母 |
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まとめ
いろいろ調べた結果、圧倒的に品質を拘り、犬にとって悪いものを徹底的に排除した「カナガン」がオススメNO.1と言えます。
調べれば調べるほど、多くの愛犬家たちに支持されるのが良く分かる内容で関心しました。
次点である「ナチュラルドッグフード」に関してもアレルギーの少ないと言われるラム肉を使用、余分な原材料を使わないという徹底ぶりには驚きと言えます。
ドッグフードについてはこちらがオススメ
ドッグフードの成分や添加物などの注意点をまとめています。
愛犬のため本当に良いドッグフードについて考えます。