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芸能人の多くも愛読している大人気コミック、もう出し尽くされている感のある「キングダム」ですが、もう読みましたか?
私はまったく読みたくもないと思っていましたが、あまりにも話題が凄いので2巻までをレンタルで借りて読んでみました。
今まで読んでもいないのにキングダムを少しバカにしていたのですが、読んだ瞬間おもしろすぎて、再度すぐにレンタル屋に向かったのです。
「キングダム」とは何?
中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦王・政の活躍を中心に、戦乱の世を描く漫画。
現在「週刊ヤングジャンプ」連載中で第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作。
まあ要するに中国の戦国時代の話しですよ。
「はあぁ?戦国時代?!そんな話、つまらんから見ないよーー!」なんて思った方が多くいることでしょう。
そんな私もその一人でした。
知人から「キングダム」オモシロいよと聞いた時は読んでみようかな思いましたが、戦国時代ものと聞いて読むことを断念しました。
中国の戦国時代って「三国志」に代表される通り腰を据えて読まなくてならないという固定観念があったので、自分には無理かなと思っていたのです。
それこそ登場人物が凄く多くて、誰が誰やら分からなくなるのではないかと危惧をしていました。人物を把握できないほどの壮大なストーリーは正直疲れるなあというイメージだったのです。
中国の歴史ものは大作のイメージ
中国の戦国時代ものは確かにストーリーが壮大で見る価値はあると思いましたが、過去に話題作であった映画「レッドクリフ」はなんと前編と後編で合計291分、約5時間もにわたる超大作でした。
映像と音楽が素晴らしいので前編と後編を見る事はあっという間でした。
本当に楽しく見る事ができましたが、私みたいに何も考えずに見るには映像ではないと難しいと言えば難しいと思います。
『レッドクリフ』(原題: 赤壁)は、ジョン・ウー(呉宇森)監督による中国のアクション映画。中国文学の四大古典小説とされている羅貫中の『三国志演義』を基に、前半のクライマックスシーンである赤壁の戦いを描く。
2部構成となっており、前編にあたる『レッドクリフ PartI』が2008年、後編にあたる『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』が2009年に公開された。当初は一作のみの予定であったが5時間を超える長編になってしまったために、一部の地域を除き2部構成に分けての上映となった。ウィキペディア参照
「キングダム」は誰でも読めるのか?
最初は読む事を拒んでいた私でもイッキ読みしてしまった作品です。
歴史ものが難しいと言っている私が言うのもなんですが「キングダム」は誰にでも読めます。
歴史ものですがとにかくキャラクターが際立っているのです。それは例えるのならスポーツ漫画の主人公とチームメイト、ライバルをうまく描いている「スラムダンク」のようです。
SLAM DUNK(スラムダンク)
不良少年桜木花道(さくらぎはなみち)を主人公としたバスケットボール漫画。単行本第21 – 23巻の初版発行部数250万部は、当時としての最高記録である。2013年時点の累計発行部数は完全版を含め、国内で1億2029万部。
第40回平成6年度(1994年)小学館漫画賞少年部門受賞。2006年に文化庁が実施した文化庁メディア芸術祭「日本のメディア芸術100選」にてマンガ部門で1位を獲得。
『ダ・ヴィンチ』調べによる漫画家、評論家、書店員、読者の総勢808人が選んだ漫画史50年の中のコミックランキングで第1位に選出。
ジャンプ歴代最高部数653万部を達成した1995年3 – 4号で巻頭オールカラーを飾り、最終回となる1996年27号では表紙、巻頭カラーを飾った。なお、最終回で表紙を飾るのは、40年以上のジャンプ史における現在でも、史上唯一の作品となっている。
2001年に発売された完全版コミックスは、集英社における一連の名作の完全版コミックス化の先駆けとなった。ウィキペディア参照
例えが無理やりかもしれませんが「スラムダンク」ってたくさんの登場人物が出てきますが、それぞれのキャラクターが際立っているので各キャラクターの関係性を間違う事はないのです。
ただ作者が上手く描き分ける事ができないと、たくさんのキャラクターがごちゃごちゃするだけの分かりずらい漫画に成り下がるのです。
このへんは作者の力量に左右される事だと思います。
「スラムダンク」知らないな~と言う方には「ドラゴンボール」ならどうでしょうか?
ドラゴンボール
世界中に散らばった7つの玉を全てを集めると、どんな願いでも1つだけ叶えられるという秘宝「ドラゴンボール」と、主人公「孫悟空(そんごくう)」を中心に展開する「冒険」「努力」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画である。
ウィキペディア参照
ドラゴンボールもキャラクターがたくさん出てきますよね?しかしキャラが立っているので、凄く分かり易く迷うことも混乱する事もありません。
これは作者の力で安易に読ませているのです、我々の情報処理能力ではないのです。
孫悟空、クリリン、ピッコロ、ベジータ、フリーザどのキャラを見ても際立っていますよね?引きつける漫画とは描くジャンルで変わるのではないという事なのです。
魅力的なキャラは難しい
最近は特異なストーリーやキャラクターを描いた漫画が多くあります。
設定だけを見れば魅力的なのですが、1巻を見てやめてしまう漫画が多くあります。
あまりにも人間味が無い異質感がハンパないのですね、特異なものを描く事を意識するからでしょうか?人間味に欠けるキャラ達が多すぎるのです。
キングダムはキャラが魅力的すぎる
主人公は大将軍を目指す少年「信(しん)」
戦災孤児の「信」は下僕の身分ながら「武功により天下の大将軍になる」という夢を抱き、そして戦いの中に身をおき武勲を立てながらのし上がっていく物語です。
とにかく「信」の人間力が魅力です、どんな困難にも前に進み切り開いていくその精神力と信念は読者を惹きつけ「信」の虜にしてしまいます。
もう「信」の行動が気になってしょうがないのです、立ち止まらないその姿を応援してしまうのです。
1巻を読むと最後だと思います、続きを読まなくてはいられないのです。禁断症状と言っても良いかもしれません。
試し読みで1話を読んでみると早い
本屋では1巻・2巻を無料で読めるようにしている所がありますね。
最初の1巻でも読んで貰えば必ず続きを読みたくなるという確信があるのでしょうか?
その戦略は正しいと思いますね、だって私も最初に2巻まで読んだら、もう我慢できませんでした、全巻イッキ読みですよ。
まんまとやられた覚えがあります。
まずは「キングダム スターターブック」を無料でダウンロード
キングダムが少しでも気になったひとは、245ページある「キングダム スターターブック」がKindleで無料ダウンロードできます。
キングダムの9つのエピソードのそれぞれ冒頭1話を収録、無料で9話も見ることができるので、キングダムっておもろいんかいなー?と思っている方にはもってこいです。
当然ですが、iPhoneやiPadでも見ることができますので、ぜひ試し読みしてください。
何といってもタダでキングダムの試し読みができますので、その目でみておもしろさを判断してください。
あえて避けていた方も「タダ」ならいいですよね?(笑)ぜひ試すことをお薦めします。
きっと後悔はない物になると思いますよ。
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