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「ブラック企業」の求人に騙されるな!ブラックが使うフレーズはこれが王道

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わたしは以前、ブラック企業に勤めていました。

その会社はニュースでも騒がれた会社で、その悪評はYouTubeでも動画をみることができます。

現職の社員に提訴され数年の争いの結果、和解という流れに落ち着きました。その後も提訴している元社員も複数いる状態で、いまだに解決されたとは言えない状況です。

そんなブラック企業に就職した際の手口というか、ブラックである会社の採用の流れを知って頂ければと思います。

 

求人誌には常に広告を載せている

ブラックの基本はひと言で表すなら、常に求人誌へ広告を載せている点です。

紙の媒体であろうと、Web媒体であろうと求人誌に年間を通じて毎回毎回、求人広告が掲載されるのはブラック以外にはありません。

良い企業というものは、そうそう求人は出しません。求人を継続的に出している会社は人手不足だからです。

その人手不足の原因は、次から次へと辞めていくからであり、採用をしても辞めていく数に対して追いつかないからと言えます。

 

「事業拡大のため」という嘘

年がら年中、求人広告を出していれば、ブラック企業ではないかと怪しまれます。そこでブラック企業は求人を出し続ける理由として、「事業拡大のため」とウソを載せます。

事業拡大のために人手が必要であると、そのため各店舗では5名の増員が必要であると謳います。

しかし、この増員は事業拡大の為ではなく、ただ単に人手不足が原因であるのです。どんどん採用しても、つぎから次へと従業員は辞めていきます。

ブラックな環境のため、離職率はとんでもない数値になっているのです。もしも求人誌に本当の理由を記載したらだれも来ません。

従業員が退職のため代わりの人材を募集!」なんて広告を見ても誰も募集してこないでしょう。

だからブラック企業は「事業拡大」という、いかにも事業が軌道に乗っている上向きの会社というイメージで求人をするのです。

こんなに良い会社ですから、業績が良すぎて人が足りません!」だから優秀なあなたが必要なんです、というフレーズを使います。

「事業拡大のため」この言葉はブラック企業の大好きな言葉です、王道のキーワードと言えますので騙されないように注意しましょう。

 

「管理職募集!」に騙されない

求人によく見かけるブラックなフレーズの代名詞に「管理職候補募集」などの管理職を募集する広告を見かけます。

普通に考えてみれば分かると思いますが、優良企業は管理職の募集を求人誌ですることはありません。管理職候補はすでに会社の中にたくさんいるからです。

優良企業は優秀な人材は社員の中にたくさんいます、当然ですが社員も上のポストを狙っています。そんな状況で管理職を新規社員から雇用するなんて意味がありません。

しかし、ブラック企業のいう管理職とは、一時期話題になった「名ばかり管理職」です。責任を押し付ける人材が欲しいのです。安い賃金で「出世」という夢を見させて残業代も出ない管理職に就かせます。

ブラック企業にとって便利な社員である使いたい放題、どれだけ酷使して何百時間も奴隷のように使っても上限なしの給与プランが出来上がりです。

まるで携帯電話の使い放題と同じです。どれだけ酷使して長時間労働させても、余分な賃金は必要ありません。

「管理職」とは便利な使い勝手のよい人達のことをブラック企業では言います。勘違いしては心とカラダが病んでしまうことでしょう。

 

管理職という立場は長時間労働と休日が月1

わたしの勤めていた会社では、一応休日は週に1日はありました。しかし労働時間は1日14時間~16時間が普通でした。朝の5時すぎに自宅を出て、早くて帰宅するのは21時を超えていました。23時くらいになることも普通でした。

業界の繁忙期に入ると、休日は月に1日になりました。それも毎日の労働時間は通常時期でも長時間働いているというのに、それを遥かに超える時間を会社に捧げていました。

朝は6時から業務開始で、仕事の終わりは24時~26時の生活が毎日続きます。この頃になると自宅に帰らず会社で仮眠する日が多くなります。通勤に費やす時間がムダと感じ、少しでも睡眠に当てたいからです。

そこまでの働きをしても管理職には残業代も休日出勤手当も付きません。ここまでボロ雑巾のように使われても給与は手取りで20万円ちょっとです。

賞与は最終的には数千円という、ビックリな金額になっていました。パートで働いていた妻の方が社員で管理職をしている私の10倍以上のボーナスをもらっていたのです。

そして給与が上る見込みはゼロでした。過去の長く勤めた人たちも給与が上がらず、辞めていきました。ほぼ全ての管理職の末路が「退職」でした。

わたしも結果的に13年という年月を費やした結果、なんのスキルも磨かれず、年齢を重ねただけで退職をしました。

気がつくのが遅すぎました。考えてはいけないことだとは分かっていますが、早く潰れて欲しいと思ってしまいます。

 

ブラック企業が好むフレーズ

ブラック企業が好んで使うフレーズにはいくつかあります。その中でも鉄板であり、このフレーズを見たら危険なブラック企業99%と考えることができます。

  • 家族思いな会社
  • 実力評価主義

 

「家族思いな会社」という王道フレーズ

求人誌と面接で強く強調される「家族思いな会社」には注意しましょう。

私の勤めていた会社では、家族思いな会社というフレーズを使うために行われた施策は「奥さまバースデイ」でした。

これは具体的に言うと配偶者の誕生日には休日が貰えます、そして配偶者に対して数万円が会社からプレゼントという夢のような制度です。

この制度を全面的に推してくるのです、面接の時も「家族を大切にする会社である」こんな家族思いな会社はないと力説してきます。

家族の協力があるからこそ、男は頑張って働くことができると。そんな家族思いの会社で頑張ってみないかと。

しかし、実際に休日を1日貰えたところで、もともとの休日すら消化することも出来ないので、意味はありません。

求人誌に載せるために行っているだけの詐欺のような内容でした。

 

「実力評価主義」という餌

頑張ったら頑張っただけ稼ぐことができる、そんな言葉を何回も聞かされます。

年収1000万円も可能!」求人誌にもデカデカと載っています。

ブラックの求人はとにかく煽ります、「実力評価主義」「1000万円可能!」と。

しかし、頑張ってカラダと心を酷使して管理職になったときに分かるのは、年収1000万円の管理職はこの会社にはいないということでした。

調べていくと確かに過去ひとりだけ年収1000万円に到達した人がいたのですが、その内容が酷い。

1年間に県外転勤を3回させられて、その転勤費用(引越し費用や家賃補助)と手当を給与に足して計算されていたのです。

このブラック企業はそんな実績を求人誌に年収1000万円可能と載せているのは、厚顔もここまでくると凄いです。面接でも1000万円を力説して採用するのはどうかと思います。

キミも頑張って1000万円稼ぎたくないか?」この会社のキラーフレーズです。

 

ブラックに費やす時間はムダ

どんな仕事でも、経験はムダにはならないという考えがありますが、そんなことはありません。

何年、何十年の歳月をかけてもブラック企業で働いた時間は、ただのムダな月日でしかありません。

今から就職や転職をする人には、ブラック企業というものを見極め回避することを最大限に考え行動しましょう。

そして現段階でブラック企業に勤めていると認識がある人は、その置かれている状況を打破することを考えなくてはなりません。

焦ってブラック企業を退職しても、またスグにブラック企業へ転職したら意味がありません。しっかりと次にいく企業を選択しましょう。

時間をかけてブラック企業の情報を収集して分析していくしか、ブラック企業を回避することはできません。

 

ブラックではない企業へ勤めるには情報収集が必須

問題はブラック企業に勤めていると転職するために費やす時間が取れないことです。

日々の業務に追われ、転職活動どころではないのが現実です。

しかし、今の時代は紙の媒体である求人誌を持ち歩く必要はありません。全てはスマホで求人を探すことができます。

自分にあった条件を登録しておくと、定期的に求人が紹介されるサイトもあります。

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仕事が忙しくて、仕事を探す時間が無かったから、とりあえず退職してから考えるということはできるだけ避けましょう。

退職してからの求人活動は、時間が取れるので良い仕事を見つけることができるような気がしますが、実際のところは「無職」ということに焦りが出てしまい、納得できていない会社に就職してしまうことになります。

これではブラック企業を無限にループすることになるので、転職活動はすぐにでも在職中から始めましょう。

その時に大事なことは求人内容に「実力評価主義」「家族を大切にする会社」などのフレーズを使うところは絶対に避けるようにしましょう。

 

まとめ

ブラック企業はあなたの人生が転落していくことなんて、これっぽっちも考えていません。使えるだけ使いきって、駄目になったら自ら辞めていく便利な存在です。そうなった時に次の奴隷を確保するだけです。

あなた自身と家族のためにも、ブラック企業に捕まらないように注意してください。

わたしも人生の4分の1はムダに過ごしたと思っています。ここから取り返すのは大変なことです。しかし、頑張って生きていかなくてはいけません。

この記事を最後まで読んだあなたは少なからず、悩みや迷いがある人だと思います。その悩みを解決するためには強い意思と、情報分析と行動が不可欠になります。

迷っているなら何かの行動に移してください。それはどんな事でも構いません。きっと何かが変わってくることでしょう。

わたしは人生の袋小路に迷い込んだと思った時に、ブログを始めてみました。人生が変わるほどの劇的な変化はありませんが、ホンの少し変化は表れています。

ブログ、スポーツ、趣味、転職活動、慈善活動、何でも良いです。自分の人生に変化を取り入れましょう。何かが変わるかもしれませんよ。

 

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ブラック企業の記事

 

ブログのこと

3 COMMENTS

maxi

まさしく仰る通りです。記事を拝読しましたが、思い当たる節が大変多く、何度も首肯してしまいました。

他にも「アットホームな」「やり甲斐がある」「がっつり稼ごう」「見なし残業制」なども常套句の一つですよね。翻訳すると「皆で一緒に苦しもう」「給料に見合わない仕事量」「休まずひたすら働け」「それ以上のサービス残業あり」なんですよね(苦笑)

あと、広告に従業員の集合写真(※嘘臭い笑顔つき)を載せている所も地雷ですね。

求人広告会社はライバルがいて、信用に関わるので、嘘の広告には割と敏感です。なので、民間の求人サイトでは、載せる情報をわざと少なくして、面接(※酷い時は契約直前)で後付けしてくるパターンが多いです。

詳細が知りたくて問い合わせたのに「詳しくは面接で~」と濁す会社は、ブラックで決まりでしょう。

ハローワークは更に酷いですよ。嘘の求人を出そうが罰則が無く、適当な仕事をしても潰れる事がないのをいい事に、無法地帯と化しています。求人票を見ると、悪辣な企業のあまりの厚かましさに呆れてしまいます。

休日数を見ると、労基法ギリギリな所。所定労働時間を少なく書いて辻褄を合わせ、凄まじい残業をさせる所。検索の際に弾かれないように、見掛けの給与を多く記載するも、内訳を見ると不透明な『手当』が多くを占める所。こんなゴミ求人ばっかりです。

一年中ずーっと、あっちこっちで求人を出している癖に、全然条件を変えない会社とか、一体何なのでしょうね?賃上げもロクにしない癖に「人手不足ガー!」とか、図々しい事を言わないでほしいですよ(呆)

自分の苦労と献身が一向に報われない辛さ、骨折り損のくたびれ儲けだったと分かった時の虚しさ、後に沸いてくる怒り。どれも筆舌に尽くし難いものです。

そんな中で、自棄になって命を投げ捨てる事も、道を踏み外す事も無かったじょず様。本当にお強い方なのですね。こんな軽い言葉では慰めにもならないと思いますが、13年間、お疲れ様でした。

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じょず

maxiさん、コメントありがとうございます。

ブラック企業のことについては色々と言いたいことが山ほどあります。
今まで経験してきたブラックなことも、少しずつ発信したいと考えています。
筆が遅いのがいけないところですが、有意義なことは記事にしたいと思います。

私がブラック企業について触れたのは、自分自身の置かれた状況を紹介することで、少しでもブラック企業にお勤めの方にとって参考になればという思いがあります。そしてブラック企業に長年勤めた弊害を発信したい気持ちと、自分自身を奮い立たせる意味合いもあります。

私はこのままでは疲弊した人生で終わってしまうのではないかと悩み、ブラック企業である前職を退職する少し前からブログにチャレンジすることを始めました。

人生が劇的に変わったと言うことはありませんが、少しずつですが変化は起こっていると思います。

と言っても、ブラック企業時代の深い闇は晴れましたが、明るい未来を感じるほどの大きな変化は正直なところありません。しかし、これからの未来を模索しながら、家族を幸せに出来るように自分自身を意識的に変化させて行こうと考えています。

私はmaxiさんに評価して頂くほど立派な人間ではありませんが、お声がけはとても嬉しく思っております。
ゆるい更新頻度のブログですが、今後もよろしくお願い致します。

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